経営工学概論   Introduction to Industrial Engineering and Management

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担当教員
圓川 隆夫 
使用教室
火3-4(西9-311)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6801
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

経営工学の歴史的展望を理解した上で、営業循環サイクルを円滑に回すためのプロセスと、その各プロセスで用いられる分析手法をQCDESの管理特性ごとに解説する。

具体的には、①経営工学とオペレーションズマネジメント、②経営工学の歴史:効率から効果的効率へ、③営業循環サイクルとキャッシュフロー、④品質マネジメント、⑤コストマネジメント、⑥生産マネジメント、⑦在庫マネジメント、⑧サプライチェーンマネジメント、⑨新商品開発マネジメント、⑩TOC(制約理論)、同時にわが国ものづくりの強み・弱みをわが国固有の文化の観点からの理解についても解説する。

講義の目的

1. 企業経営をオペレーションズマネジメントの立場から、興味・関心を持ってもらうこと。
2. 持続的発展を維持するための営業循環サイクルを回すために、経営システム工学科で今後学ぶ
   専門科目と企業経営との関連性を確認すること。

講義計画

【講義の概要】
経営工学の歴史的展望を理解した上で、営業循環サイクルを円滑に回すためのプロセスと、
その各プロセスで用いられる分析手法をQCDESの管理特性ごとに解説する。具体的には、
①経営工学とオペレーションズマネジメント、②経営工学の歴史:効率から効果的効率へ、
③営業循環サイクルとキャッシュフロー、④品質マネジメント、⑤コストマネジメント、
⑥生産マネジメント、⑦在庫マネジメント、⑧サプライチェーンマネジメント、⑨新商品開発マネジメント、
⑩TOC(制約理論)、同時にわが国ものづくりの強み・弱みをわが国固有の文化の観点からの理解について
も解説する。


【講義の形式】
講義が中心となるが,講義のなかで解説した概念・分析ツールを現実の(身近な)オペレーションズマネジメント上の
問題に適用してもらう予定である(これがリポートの課題となる).

【講 義 計 画】
回 講 義 内 容 テキスト・参考書 課 題
第1 回
4/14
ガイダンス
経営工学とOM(1)   1章   

第2 回
4/21
経営工学とOM(2)   1章   OMを難しくしている要因とは

第3 回
4/28
経営工学の歴史(1) 2章

第4 回
5/12
経営工学の歴史(2) 2章   標準と改善

第5 回
5/19
営業循環サイクルとキャッシュフロー(1) 3章

第6 回
5/28
営業循環サイクルとキャッシュフロー(2) 3章   B/S,P/L,キャッシュフロー分析   

第7 回
6/2
品質マネジメント   4章

第8 回
6/9
コストマネジメント  5章  

第9 回
6/16
生産マネジメント    6章

第10 回
6/23
在庫マネジメント   7章

第11 回
6/30
サプライチェーンマネジメント  8章

第12 回
7/7
新商品開発マネジメント      9章

第13 回
7/14
TOC(制約理論)とわが国文化(1) 10章

第14 回
7/21
TOC(制約理論)とわが国文化(2) 10章   わが国ものづくりの強み・弱み

教科書・参考書等

テキスト・参考書
 基本的に、下記のテキストの内容に基づく. 各自購入することが望ましい.
 
[1] 圓川隆夫:「オペレーションズマネジメントの基礎-現代の経営工学-」朝倉書店(2009)

関連科目・履修の条件等

【推奨科目】
特になし

成績評価

リポート 40%, 期末試験 60%

担当教員の一言

【履修上の注意】
毎回クイズと簡単なレポートは4~5回課す予定. 必ずA4の用紙を使うこと. 
それ以外の制約はない.

その他

学科目標への貢献
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 10 %
構造化・モデル化 10 %
分析・評価・解 20 %
現実への適用・実装 20 %
対外的発信 10 %
継続的サイクル 30 %

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