プロセスシステム工学   Process System Engineering

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担当教員
村木 正昭 
使用教室
木5-6(W935)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6816
シラバス更新日
2009年8月4日
講義資料更新日
2009年8月4日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 装置工業における生産プロセスの解析および設計に関する基礎的な知識と技法を修得させることを目的とする。
II 1. プロセスとは,2. プロセスモデルの作成 3. プロセス解析とその技法 4. プロセス設計とその技法

講義の目的

装置工業における生産プロセスの特徴を把握する目的で、プロセス解析およびプロセス設計に関する基礎的な知識と技法を習得させる。

講義計画

【講義の概要】
・ プロセスの解析:まず生産プロセスを構成する主要なサブプロセスについてエネルギーおよびマテリアル・バランスの観点から、つぎにこれらサブプロセスから構成される生産プロセスについてプロセスシュミレーションの観点から、プロセス解析に関する基礎的な知識と技法を習得する。
・ プロセス設計:評価基準、コスト見積りおよび自由度について理解し、サブプロセスおよび簡単なプロセスの設計に基づいて、プロセス設計の基礎的な知識とその技法を習得する。

【講義の形式】
講義:講義の理解程度を見る目的で、講義中にクイズを行う
課題の形式:4 回のリポートを実施する

【講義計画】
回 講義内容 テキスト・参考書課題
第1回:講義概要、プロセスシステム工学とは
第2回:装置産業の特徴、管理業務の特徴
第3回:プロセス解析の基礎:プロセス構造とサブプロセス
第4回:サブプロセスの解析(1):熱交換器のプロセスモデル
第5回:サブプロセスの解析(2):分離器のプロセスモデル
第6回:サブプロセスの解析(3):反応器のプロセスモデル
第7回:プロセスの解析(1):プロセスシミュレーション技法
第8回:プロセスの解析(2):プロセスシミュレーション技法
第9回:プロセス設計の基礎(1):コスト見積りと評価基準
第10回:プロセス設計の基礎(2):プロセスの自由度と設計変数
第11回:プロセスの設計の基礎(3):プロセスの設計手順
第12回:プロセスの設計(1):サブプロセスの最適設計
第13回:プロセスの設計(2):プロセスの最適設計
第14回:プロセスの設計(3):プロセスの最適設計

教科書・参考書等

プリント No.1~08

参考書等
[1]松山久義、その他著『プロセスシステム工学』オーム社,1992 年
[2]仲勇治、その他著『パソコンで学ぶ化学プロセス』朝倉書店,1989 年

成績評価

毎講義におけるクイズ(40%)とリポート(60%), 評価の視点:プロセス解析・設計における基礎的な知識と技法の習得程度

担当教員の一言

履修上の注意
遅刻は講義の進行上好ましくない・止むを得ず欠席した場合は、次回以降の講義に支障が生じないように、各自オフィスアワーなどを利用して備えること

その他

学科目標への貢献
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 5%
構造化・モデル化 40%
分析・評価・解 30%
現実への適用・実装 15%
対外的発信 5%
継続的サイクル 5%

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