知的財産権概論   Overview of Intellectual Property Rights

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担当教員
京本 直樹  田中 義敏  佐伯 とも子 
使用教室
水3-4(W931)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6827
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I 知的財産権の意味,重要性と国家および企業の知的財産戦略を概説する。
II 特許取得実務,活用,評価,係争等を講義し知的財産権への理解を深める。

講義の目的

企業・大学において今後ますます重要性を増す知的財産権について、その意味や戦略
について講義する。

講義計画

【講義の概要】
第1~4回では、知的財産の種類や特徴を概説し、知的財産をとりまく国際的な動向を解説する。知的財産の位置づけ、役割についての理解を目的とする。第5~8 回をと
おして、法律的な側面の理解のため、特許法、著作権法など知的財産権に関する法律の概要について解説し、権利取得のための考え方を説明する。
第9~14 回では、知的財産戦略および特許権の効力について理解を深めるとともに、活用面としての権利行使と侵害訴訟について説明する。また、昨今の発明者へのインセンティブ制度について解説する。

【講義の形式】
講義
第4 回目、第8 回目、第13 回目にそれぞれレポートを提出

【講義計画】
回 講義内容 テキスト・参考書課題
第1回
知的財産とは
知的財産の発生と発展
プリント
[2] 第1 章
第2回 米国のプロパテント政策と知的財産の国際的動向
プリント
[2]第2 章
第3回 我が国知的財産基本法と戦略大綱の動き
プリント
[2]第2 章
第4回 知的財産と経済社会
企業経営と知的財産
プリント
[2]第2章
レポート提出
第5回 知的財産権の法的保護、特許法について①
プリント
[2]第3 章
第6回 特許法について②
事例による特許権の意義
プリント
[2]第3、4章
第7回 実用新案法、意匠法、商標法について
プリント
[2]第3 章
第8回 著作権法について プリント
[2]第4章
レポート提出
第9回 特許権の効力について プリント
[2]第4 章
第10 回 知的財産活動について
経営資源としての知的財産権の重要性
プリント
[2]第5章
第11 回 特許権の権利行使と侵害訴訟について
プリント
[2]第4章
第12 回 企業の知的財産戦略事例 プリント
[2]第5章
第13 回 企業の知的財産活用事例
プリント
[2]第5章
レポート提出
第14 回 職務発明について プリント
[2]補論

教科書・参考書等

[1]プリントを必要により配布する。
[2] 佐伯とも子・京本直樹・田中義敏「知的財産 -基礎と活用-」朝倉書店,2004 年

成績評価

出席状況:40%、レポート(3回):60%により評価する。

その他

学科目標への貢献
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 30%
構造化・モデル化 20%
分析・評価・解析 10%
現実への適用・実装 30%
対外的発信 5%
継続的サイクル 5%

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