I マーケティングの基礎的概念を習得し,日常の出来事について,マーケティングの視点から考えることができることを目的としている。
II マーケティングの中核概念,マーケティング・プロセス,マーケティング環境,マーケティング・リサーチ,消費者行動,競争優位のための市場細分化,標的市場の選択およびポジショニング戦略,マーケティング・ミックス(製品,価格,流通,マーケティング・コミュニケーションなど)
1. マーケティングの基礎的概念を習得すること。
2.日常の出来事について、マーケティングの視点から考えることができるようにすること。
【講義の概要】
この講義では、事例を取り入れながら、マーケティングの体系的概略を論じる。まず、はじめにマーケティングとは何か、企業組織におけるマーケティングの位置づけについて説明する。次に市場環境を理解し、マーケティング機会の分析に関する講義を行う。その後、マーケティング戦略の立案について、製品、価格、チャネル、プロモーションについて議論していく。
【講義の形式】
講義とディスカッション
【講義計画】
第1回 マーケティングの定義と中核概念(第1章)
第2回 戦略計画とマーケティング・プロセス(第3章)
第3回 マーケティング環境の理解とマーケティング・リサーチ(第4章)
第4回 消費財市場と消費者の購買行動(第5章)
第5回 市場細分化、標的市場の選択およびポジショニング(第8章)
第6回 製品ラインとブランドのマネジメント(第10章)
第7回 新製品開発と製品ライフサイクル戦略(第9章)
第8回 製品の価格設定と価格政策 (第12章)
第9回 マーケティング・チャネルの選択とマネジメント(第13章)
第10回 小売業、卸売業およびロジスティックスのマネジメント(第14章)
第11回 統合型マーケティング・コミュニケーション(1)/
広告、販売促進、パブリック・リレーションズ戦略(第15章)
第12回 統合型マーケティング・コミュニケーション(2)/
人的販売とダイレクト・マーケティング(第17章)
第13回 グループプレゼンテーション(1)
第14回 グループプレゼンテーション(2)/ 全体のまとめ
フィリップ・コトラー、『コトラーのマーケティング・マネジメント基本編』、ピアソン・エデュケーション。
参考書等
1.フィリップ・コトラー、ゲイリー・アームストロング、『マーケティング原理』、ダイヤモンド社、2003 年。
2.和田充夫、恩蔵直人、三浦俊彦『マーケティング戦略』、有斐閣アルマ、2006 年。
3.『日経MJ(日経流通新聞)』各号。
【推奨科目】
経営管理論を習得しておくことが望ましい。
出席点 25%
小テスト(2回) 40%
期末発表 35%
履修上の注意
『日本経済新聞』、『日経MJ(日経流通新聞)』や『日経ビジネス』等の新聞、雑誌に目を通す習慣を身につけること。
テキストを入手し、必要に応じて予習、復習すること。
学科目標への貢献
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 10 %
構造化・モデル化 10%
分析・評価・解 30 %
現実への適用・実装 30%
対外的発信 10 %
継続的サイクル 10%