流体制御システム   Fluid Power Control Components and Systems

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担当教員
北川 能  香川 利春 
使用教室
金3-4(S511)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6717
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 現在,一般社会で広く用いられている主要な駆動方式には,電気アクチュエータを用いる方式および流体アクチュエータを用いる方式がある。本講義はこのうちの流体アクチュエータを用いる方式である流体制御システムについて詳しく解説する。まず,用いる制御要素である流体アクチュエータを含む流体制御機器の動作原理と特長ならびに構造と特長を述べ,次にこれらを制御システムとして構成する際に用いる制御理論の基礎ならびに設計法について述べる。
II 流体による動力制御(Fluid Power Control)の基礎,油圧制御機器,油圧制御システム,空気圧制御機器,空気圧制御システム

講義の目的

まず流体の特性を利用した運動制御を行ううえで重要となる基礎的事項を解説する.次に,実際の制御機器について,その作動原理,構造および特性について述べる.さらに,流体制御システムの構成法を示し,メカトロニクスシステムとしての流体サーボシステムの解析法および設計法を解説する.

講義計画

1.流体制御に重要な流体の諸特性
2.油圧制御機器
3.油圧アクチュエータ
4.油圧制御システムの構成
5.電気油圧サーボシステムの設計
6.熱移動を考慮した空気圧制御特性
7.空気圧制御機器
8.空気圧アクチュエータ
9.空気圧制御システムの構成
10.電空制御システムの設計

教科書・参考書等

プリント配布

成績評価

演習とレポートによる

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