機械システムの知能化,集積化について論じる。具体的には,
I 人に役立つロボットとして医療・福祉・産業に展開するロボットについて講述する。
II マイクロメートル,ナノメートルの精度で論じられる機械運動システムについて講述する。
III ナノ・マイクロマシン,マイクロメカニズムの製作法,応用等について講述する。
IV 空気圧サーボシステムの精密位置決め,ロボット等への応用について講述する。
知能化,集積化を目指した最先端の機械システムの研究事例を紹介し,その研究手法,研究動向についての理解を深める.具体的には,多機能ロボットシステム,精密運動システム,マイクロマシンを取り上げる.
1.多機能ロボットシステム:
ロボットが実環境で行動するためには,人間や生物のような技能や運動能力を持ち、多機能でなければならない.そのために取り組んでいる研究について講述する.
2.精密運動システム:
マイクロメートル、ナノメートルの精度で論じられる精密運動システムについて講述する.
3.マイクロマシン:
マイクロマシン,マイクロメカニズムの製作法,応用等について講述する.
4.空気圧サーボシステム:
空気圧サーボシステムの精密位置決め制御、ゴム人工筋を用いたロボットシステム
について講述する。
資料配付.
知能システム基礎と共に受講するのが望ましい.
レポート
担当教官はみな制御工学科出身であるので,将来の研究分野の参考になるようにしたい.