センサ工学   Sensor Technology

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担当教員
内藤 誠一  川井 健司  金川 信康  宮地 宣夫  大山 真司 
使用教室
金5-6(S511)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6721
シラバス更新日
2009年8月4日
講義資料更新日
2009年8月4日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 温度,圧力,流量,光など各種センサの物理的な原理について直観的に理解できるように解説する。各種センサに共通する特性(精度,直線性,分解能)や,センサから信号を検出し,コンピュータに取り込むための電子回路,AD変換器などのインターフェースについても述べる。
II 各種センサの原理,インターフェース,センシングシステム

講義の目的

各種センサの検出原理とそれらを利用した計測システムについて学習する。センサからの信号を検出し、コンピュータに取り込むための電子回路やA/D変換器などのインターフェイスについても述べるとともに、センシングシステムを構成するための考え方を講義する。

講義計画

第1部 種々のセンサ(担当:内藤講師、宮地講師)
1.フィールドセンサ:温度、圧力、歪、流量計測
2.物理量センサ:力、速度、音、超音波
3.物理・化学センサ:光センサ、赤外分析、ガスクロ、におい、味覚、バイオ、ISFET
4.電気量計測:電圧、電流、磁界、周波数、スペクトル
5.プロセス計測(圧力、流量等)
6.環境計測、ゲノム、フィールド制御、Web

第2部 センシングシステム(担当:川井講師)

7.センサ利用の目的・センシングシステムにかかわる基本用語、概念
8.センシングの要素技術と規格、標準化
9.センシングシステム開発の実際・さまざまな分野における利用とその特徴(1)
10.さまざまな分野における利用とその特徴(2)
11.センシングシステムの選定(流量計側を例に)
12.センサシングシステム技術の今後の動向
新たな応用分野(燃料電池)

教科書・参考書等

電子計測(基礎と応用),相田他,倍風館
センサ工学、都甲他,倍風館

関連科目・履修の条件等

一般教養程度の物理.化学と電磁気学の基礎を学んでいることが望ましい.

成績評価

レポートおよび出欠を総合的に判断する。

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