要素設計   Fundamentals of Machine Design

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担当教員
戸倉 和 
使用教室
金5-6(S512)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6705
シラバス更新日
2009年8月4日
講義資料更新日
2009年8月4日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

I 材料の変形や強さに関する諸現象を学びながら,機械を構成する基本的な要素およびその表現方法を身につけさせる。
II 応力と歪,力の平衡,締結,案内,伝達要素,機械製図

講義の目的

身の回りにある機械類は多数の部品から構成されている.このような設計に際しては,機能・価格,重量,組み立てや補修の容易性,リサイクル性などを総合的に考慮する必要がある.本講義では,設計製図の基礎,材料の変形や強さに関する諸現象を学び,部品を構成する固体材料の熱,慣性力などに対する力学応答について基礎を学ぶ.

講義計画

1.講義の目的,講義の進め方
2.身の回りにある材料
3.図面の見方,描き方
4.美しいものを見よう(その1)
5.美しいものを見よう(その2)
6.事故事例から見る安全性・信頼性
7.固体力学の基礎
8.軸荷重による応力と変形
9.組合せ応力とひずみ
10.ねじりによる応力と変形
11.曲げによる応力と変形(その1)
12.曲げによる応力と変形(その2)
13.組合せ荷重による応力と変形
14.変形エネルギー

教科書・参考書等

基礎材料力学:小泉 監修(養賢堂)

関連科目・履修の条件等

特に設けない。

成績評価

原則として期末試験により評価する.演習,宿題等の課題を考慮する場合もある.

担当教員の一言

設計における安全性,信頼性についてのセンスを呼び起こすことをねらう.実寸法を意識して,直感力を身につけて欲しい.

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