計測制御数学第二   Mathematics for Instrumentation and Control II

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担当教員
三平 満司  北川 能 
使用教室
木5-7(S512)  
単位数
講義:2  演習:1  実験:0
講義コード
6711
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I 計測・制御システム工学に必要な数学の基礎について講義および演習を行う。
II 1. 偏微分方程式の基礎 2. 熱伝導方程式の各種解法 3. グリーン関数 4. 行列論 5. 行列論応用

講義の目的

計測・制御工学に必要な行列論と線形代数学の基礎,時間および空間を独立変数とする連続体の現象を表現する偏微分方程式について解説する.

講義計画

1.行列論
行列論,擬似逆行列,値域と零化空間,A不変部分空間,遷移行列

2.偏微分方程式の種類
偏微分方程式の意味,熱伝導方程式,波動方程式,ラプラス方程式,偏微分方程式の境界条件の意味

3.偏微分方程式の解法
変数分離法,固有値問題,固有関数展開法,フーリエ変換およびラプラス変換による方法,グリーン関数

成績評価

試験,レポートの提出,演習課題,等を総合的に評価する.

担当教員の一言

必修科目ではないが,制御システム工学科課程の現代制御等他の科目を履修する上で基礎となる数学的準備でもあるので,特に積極的な履修を勧める.

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