数値シミュレーション基礎   Introduction to Numerical Simulation

文字サイズ 

担当教員
吉野 雅彦  天谷 賢治 
使用教室
木5-6(I122)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6648
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 差分法および有限要素法の基礎を学び,簡便なシミュレーションを通じて物理現象の本質的理解を深めるとともに問題解決への数値的アプローチ法を学ぶ。
II 差分法による熱伝導,強制対流熱伝達,境界層のシミュレーション,有限要素法による応力解析,電磁気のシミュレーション。

講義の目的

有限要素法の基礎および実際のシミュレーション技術を学ぶ。またシミュレーションを通じて物理現象の本質的理解を深めるとともに問題解決への数値的アプローチ法を学ぶ.

講義計画

1.シミュレーションの基礎 2.数理モデルの構築 3.ポテンシャル境界値問題の有限要素法1D 4.ポテンシャル境界値問題の有限要素法2D 5.アイソパラメトリック要素 6.大規模連立方程式の解法・非定常問題 7.有限要素法のノウハウ 8.弾性有限要素法の支配方程式 9.構成式 10.仮想仕事の原理 11.三角形要素 12.剛性方程式 13.四角形要素, 14.軸対称要素

教科書・参考書等

教科書:「Excelによる有限要素法入門」

関連科目・履修の条件等

数値計算基礎を習得していることが望ましい.

成績評価

レポート 演習

担当教員の一言

解析的には解けない連続体の問題等において,数値シミュレーションは不可欠であり,本講義では,その代表的な手法である有限要素法の基本的概念を学び,実習によるその習得を目指します。

このページのトップへ