レーザ工学   Laser Technology

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担当教員
堀岡 一彦  奥野 喜裕 
使用教室
木7-8(I122)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6603
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年7月22日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I レーザの動作原理に加えて,各種計測法,先端加工技術,エネルギー科学などへの応用に関する基本知識を修得させる。
II 量子力学と原子過程の基礎,反転分布と誘導放射の増幅,レーザの干渉性と物質との相互作用,伝搬とエネルギー密度,各種レーザ装置の特徴,計測,産業,環境エネルギー応用などについて講述する。

講義の目的

レーザ動作の基本原理、装置の概要と特徴、レーザを用いた各種計測法、微細加工をはじめとする産業応用の概要、さらにはエネルギーや医療、環境分野への先端的なレーザ応用について修得する。

講義計画

1.レーザの基本構成と特徴,共振する光 2.レーザ共振器の損失 3.光と原子の相互作用,自然放出 4.吸収,誘導放出,レーザ増幅-利得- 5.レーザ増幅-レート方程式- 6.レーザ発振条件,レーザ出力 7.スペクトル分布 8.コヒーレンスとエネルギー密度 9.各種レーザ装置の動作原理と特徴 10.レーザによる流体計測 11.レーザ分光・散乱計測 12.レーザの産業応用 13.エネルギーや環境分野への応用

教科書・参考書等

教科書:OCW-iや講義等にて資料を配布する。

参考書等
参考書:大津元一,入門レーザー,裳華房,1997,大澤敏彦・大保方富夫,レーザ計測,裳華房1994

関連科目・履修の条件等

履修の条件は特にありません。

成績評価

演習とレポートの提出。

担当教員の一言

レーザは将来の研究や開発現場での強力な道具です。この講義では、レーザの基礎から応用までを概観できます。

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