流体力学基礎,固体力学基礎,実在流体力学に基づき,質量保存則,運動量保存則の観点から固体力学,流体力学を連続体力学として統一的に解説するとともに,流体力学で新しく進展しつつある分野のうち乱流に関する基礎知識を修得させる。
流体力学基礎、固体力学基礎、実在流体力学に基づき、質量保存則、運動量保存則の観点から固体力学、流体力学を連続体力学として統一的に解説するとともに、流体力学で新しく進展しつつある分野のうち乱流に関する基礎知識を修得させる。
1.現象のモデル化とアナロジー 2.数学的準備 3.ニュートンの運動法則 4.ニュートンの運動方程式、保存量とその流れ 5.連続体力学の基礎方程式、ひずみとひずみ速度 6.テンソル、固体と流体の構成方程式 7.フック弾性体、完全流体、粘性流体 8.エネルギーの保存 9.正弦波、平面波、反射と屈折 10.不安定性と乱流遷移 11.レイノルズ応力 12.乱流境界層と抵抗 13.乱流の一般的特性
テキスト:今井 功、「古典物理の数理」、岩波書店、(2003).
「流体力学基礎」、「固体力学基礎」、「実在流体力学」、を履修していることが望ましい。
期末試験による。