流体力学基礎   Fundamentals of Fluid Dynamics

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担当教員
店橋 護  末包 哲也 
使用教室
木5-6(I121)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6614
シラバス更新日
2013年3月21日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

I 流体力学の基本概念を与えるものであり,完全流体力学を中心に基礎方程式の導出,定式化と基本的な流れの解法を修得させる。
II 基礎方程式,オイラーの運動方程式,循環と渦度,ベルヌーイの定理,流線と流関数,速度ポテンシャル,ダランベールの背理,クッタージューコフスキーの定理,渦定理,渦糸の運動,カルマン渦列

講義の目的

流体力学の基礎概念を与えるものであり、完全流体を中心に基礎方程式の導出、定式化と基礎的な流れの解法を修得させる。

講義計画

1.連続体力学、応力、完全流体と粘性流体、圧縮性. 2.流れを表す物理量、Lagrangeの方法とEulerの方法、Eulerの連続方程式. 3.Eulerの運動方程式、運動量の流れ. 4.流線・流れの道すじ・ストリークライン、流体粒子の運動. 5.運動方程式の第一積分、ベルヌーイの定理、ベルヌーイの定理の応用. 6.流線曲率の定理、ラグランジュの渦定理、渦度と循環、渦管の強さ. 7.ケルビンの循環定理、ヘルムホルツの渦定理. 8.流関数と速度ポテンシャル 9.球周りの速度ポテンシャル 10.複素速度ポテンシャル 11.基本的な流れの複素速度ポテンシャル 12.クッタ・ジェーコフスキーの定理 13.シュバルツ・クリストフェルの定理

教科書・参考書等

テキスト:日野幹雄、「流体力学」、朝倉書店、(1992)

参考書等
参考書:今井功、「流体力学(前編)」、裳華房、(1990)

成績評価

期末試験による。

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