機械創造   Machine Creation

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担当教員
廣瀬 茂男  FUKUSHIMA EDWARDO FUMIHIKO  遠藤 玄  桑原 裕之 
使用教室
金1-6(統合創造C)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:2
講義コード
6633
シラバス更新日
2012年9月21日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

I 機械システムを実際に製作する体験を通して創造的思考法を修得させる。
II コンピュータ制御される多自由度ロボットを企画・設計・製作し競技会を行う。

講義の目的

機械工学の心髄は「もの」を媒体とした新しい価値の創造である。本講義では、学生が数人のグループを構成し、新しくて独創的なパーフォーマンスロボットの構想を生み出し、協力してコンピュータ、サーボモータとセンサ、そして数々の機械要素と機構を組み合わせることによって実物を製作する。この過程でハードウエア、ソフトウエアの製作法と、最後の大道芸ロボット大会においては人々を説得するプレゼンテーション法を学び、もの作りの一連のプロセスをPBL(Project Based Learning)として修得する。

講義計画

第1週 大道芸ロボット大会の課題説明 第2週 機構学基礎、機械加工基礎 第3週 構想討議 第4週 構想発表会 第5週 計算機インターフェース実習、 自主製作1 第6週 自主製作2 第7週 自主製作3 第8週 自主製作4 第9週 自主製作5 第10週 機構発表会 第11週 自主製作6 第12週 調整 第13週 「大道芸ロボット大会」開催 第14週 報告書作成、後片付け

教科書・参考書等

なし

関連科目・履修の条件等

機械宇宙学科の3年次学生に限る。

成績評価

授業時間中の課題実習による

担当教員の一言

もの作りのセンスを習得するのは簡単ではありません。頭と手を使った具体的なものづくりの作業における多く体験の蓄積が、本物のエンジニアとしてのセンスと共同作業における人間力を磨きます。積極果敢な挑戦を期待しています。最後の成果発表会である大道芸ロボット大会の優秀チームは、日本機械学会主催のロボットグランプリにも出場し、一般の方々にその成果を発表することになります。

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