I 流体力学基礎に続き,粘性流体を対象として流体力学の基礎方程式の導出,定式化と基礎的な流れの解法を修得させる。
II 粘性係数,ナビエ・ストークス方程式,レイノルズ数およびレイノルズの相似則,平行流,平行平板間のクエット・ポアズイユ流,ハーゲン・ポアズイユ流,レイリー問題,ストークス近似,オセーン近似,境界層など。
流体力学基礎に続き、粘性流体を対象として流体力学の基礎方程式の導出、定式化と基礎的な流れの解法を修得させる。
1.粘性係数、応力テンソル、変形速度 2.ナビエ・ストークス方程式、二次元クエット流れ、レイノルズ数およびレイノルズの相似則 3.平行流、平行平板間のクエット・ポアズイユ流、ハーゲン・ポアズイユ流 4.レイリー問題、振動平板による流れ 5.境界層の概念、プラントルの境界層方程式 6.境界層方程式のブラジウス解 7.境界層方程式の数値解 8.境界層の運動量方程式 9.境界層の剥離 10.ストークス近似 11.球周りの遅い流れ-ストークス近似 12.オセーン近似 13.球周りの遅い流れ-オセーン近似
テキスト:日野幹雄、「流体力学」、朝倉書店、(1992)
参考書等
参考書:今井功、「流体力学(前編)」、裳華房、(1992).
「流体力学基礎」を履修していることが望ましい。
期末試験による。