情報数理工学第二   Information Science and Engineering II

文字サイズ 

担当教員
中村 春夫  原 精一郎  桃園 聡  池田 生馬 
使用教室
木1-4(I123,学国情セ)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:1
講義コード
6562
シラバス更新日
2015年10月1日
講義資料更新日
2015年12月10日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

ソフトウェア・ハードウェアの体系的な理解とコンピュータ・ネットワークの動向把握を目的とし,コンピュータの利用者として必要な基本知識を講述する。また,情報数理工学第一で習得した技法をもとに,ワークステーションを利用して,機械知能システム学に関連した諸現象に対する計算機シミュレーションの演習を行ない,コンピュータシミュレーションの基礎の習得を目的とする。

講義の目的

機械を設計・制御するために強力なツールとなるコンピュータと数学を利用した解析と評価に関する知識を体系的かつ実践的に習得することを目的とする.

講義計画

授業の前半は機械工学において重要な数学の概念であるポテンシャル論を軸とした講義を行い,後半は前半の講義に呼応した内容について3種類の計算環境で演習を行う.

演習:概論,WindowシステムとUnix(学生証必須)
講義:自律分散システム,情報化時代とインターネット,計算効率と誤差,
講義:ものづくりと解析・数値計算の相補性
講義:ポテンシャル論と有限要素法(材料力学,機械力学,熱力学)その1
講義:ポテンシャル論と有限要素法(材料力学,機械力学,熱力学)その2
講義:ポテンシャル論と有限要素法(材料力学,機械力学,熱力学)その3
演習:Mathematica 数式処理の基礎(学生証必須)
演習:Mathematicaによるベクトル,マトリクスの扱いと有限要素法の基礎
演習:Mathematicaによるデータ処理,スペクトル解析
演習:Mathematicaによる微分方程式の解法
演習:Matlabの基礎
演習:データ計測とMatlabを用いたデータ解析
演習:構造化とオブジェクト指向 C++とC, Fortlanの違い
演習:構造化とオブジェクト指向 オブジェクト指向と数値解析
演習:最終課題

教科書・参考書等

特に指定しない.必要に応じて資料を配付する.

関連科目・履修の条件等

情報数理工学第一,工業数学第一を履修しておくことが望ましい.

成績評価

毎回の演習内容とレポートの結果を総合評価する.機械工学におけるコンピュータ利用の現状についての基礎的知識を有すること,および,コンピュータシミュレーションの基礎的知識があり,実際に簡単なプログラムを作成できることが合格の最低基準である.

担当教員の一言

コンピュータ,ネットワーク技術の基礎的な内容から最先端まで網羅して講述するので,意欲のある受講を希望する.

連絡先(メール、電話番号)

中村 春夫 hnakamur@mep.titech.ac.jp
原 精一郎 harasei@mei.titech.ac.jp

このページのトップへ