「変形と振動の力学第一」に引き続いて材料力学と振動学の基礎について,解析力学,多自由度系の振動モード解析,振動と衝撃,弾塑性力学,材料の強度と破壊力学について講述するとともに,演習・実験を行う.
材料力学と振動学の基礎的知識を深め,特に両者の関連を理解させるとともに,これらに関連する弾性力学,塑性力学,破壊力学,材料強度学などのより広い知識を修得させることを目的とする.「変形と振動の力学第一・第二」を通じて得られる基礎知識を総合して初歩的な実際問題を解決する能力,および,より困難な実際問題を解決するための糸口を発見する能力を修得することを履修目標とする.
1.解析力学とエネルギー原理の基礎
2.多自由度系の振動
3.振動の近似解析
4.連続体の振動と衝撃
5.弾塑性力学の基礎
6.材料の強度と破壊
小寺忠,矢野澄雄 著,例題で学ぶ機械振動学,森北出版 (2009)
吉田総仁 著,弾塑性力学の基礎,共立出版 (1997)
日本材料学会 編,改訂材料強度学,日本材料学会 (2005)
本授業科目は講義,演習,実験を統合した科目であり,出席することを原則とする.
演習等の平常点,実験のレポート,中間試験および期末試験の結果により総合的に評価する.
中村春夫教授(石川台1号館406号室,hnakamur@mep.titech.ac.jp),
岩附信行教授(石川台1号館305号室,nob@mep.titech.ac.jp),
井上裕嗣教授(石川台1号館602号室,inoueh@mep.titech.ac.jp),
黒川悠助教(石川台1号館605号室,kurokawa.y.ab@m.titech.ac.jp),
池田生馬助教(石川台1号館352号室,ikuma@mep.titech.ac.jp)
特に設けない.担当教員にアポイントメントをとること.
本授業科目全般に関する問い合わせは,井上裕嗣教授(inoueh@mep.titech.ac.jp)が
対応する.