創造工作実習A   Creative Production Exercise A

文字サイズ 

担当教員
齋藤 義夫  田中 智久  朱 疆 
使用教室
水3-4(統合創造工房)  
単位数
講義:0  演習:0  実験:1
講義コード
6566
シラバス更新日
2013年10月1日
講義資料更新日
2013年10月1日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:8

講義概要

「ものつくり」の工程は、設計から生産、さらに組立と調整まで、一貫した流れの中で理解する必要があり、試行錯誤やPDCAサイクルによるスパイラルアップの工程と結びついて初めて次の「ものつくり」につながる。そこで、ものつくりのサイクルを経験することにより、創造性を育成することを目的に、工作実習のプログラムを統合的に構成している。

講義の目的

種々の工作機械を実際に操作し、各種部品を製造する過程を体験することにより、工業製品の生産工程全般に対して理解させることを目的にしている。設計図面から実際の部品を製作し、各種の工作機械の特徴を把握するとともに、加工精度などが組立工程に影響することを各レベルに合わせて習得させる。最終的には高度な情報処理技術と融合したCNC工作機械を利用する基礎知識を習得し、工程設計が出来ることを履修目標としている。

講義計画

創造工作実習A (汎用工作機械による創造工作実習)
1. ボール盤、旋盤、フライス盤などの機能、特性を理解し、操作方法を習得する。
2. 図面から工程設計を行い、上記の工作機械を利用して加工実習を行い、製造工程を理解する。
3. 製作した各部品の精度確認および組立調整作業を行い、組立工程を学習する。

教科書・参考書等

適宜、プリントなどを配布する。

関連科目・履修の条件等

本授業は、ものつくりに関連する授業であり、「設計と生産の工学第一」および「設計と生産の工学第二」と連動している。また、「機械知能システム創造第2」の前までに履修することが望ましい。

成績評価

工作機械、CNC工作機械に関する実習が主体なので、実習内容の理解度を実際に製作したもので評価する。種々の工作機械を理解し習熟することを目標としているので、それぞれの機械に対する理解度について基準を設けて、教習所方式で教習課程を80%以上理解していることを合格基準とする。

担当教員の一言

「ものづくり」を体験する貴重な機会であり、創造すること、生産することの重要性と面白さを実感してもらいたい。

その他

個人のこれまでの工作機械に対する習熟度を考慮して、それぞれA,Bの内容を変更しているので、事前に相談に応じます。

このページのトップへ