ソフトウェア・ハードウェアの体系的な理解とコンピュータ・ネットワークの動向把握を目的とし,コンピュータの利用者として必要な基本知識を講述する。また,情報数理工学第一で習得した技法をもとに,ワークステーションを利用して,機械知能システム学に関連した諸現象に対する計算機シミュレーションの演習を行ない,コンピュータシミュレーションの基礎の習得を目的とする。
ソフトウェア・ハードウェアの体系的な理解とコンピュータ・ネットワークの動向把握を目的とし,コンピュータの利用者として必要な基本知識を講述する.また,情報数理工学第一で習得した技法をもとに,ワークステーションを利用して,機械知能システム学に関連した諸現象に対する計算機シミュレーションの演習を行い,コンピュータシミュレーションの基礎の習得を目的とする.
講義内容:
1. 情報化時代とインターネット
2. 計算効率と誤差
3. 自律分散システム
4. ものづくりと解析・数値計算の相補性
5. ポテンシャル論とFEM
演習内容:
1. 計算機システムとUNIX
2. 数式処理の基礎
3. 力学問題を例とした常微分方程式の解法
4. 偏微分方程式の解析
5. Mathematicaによる量子力学
6. 統計,フィルター,画像処理
7. 最適化問題
8. 逆問題解析
9. 実験計画法,田口メソッド
特に指定しない.必要に応じて資料を配付する.
情報数理工学第一,工業数学第一を履修しておくことが望ましい.
毎回の演習内容とレポートの結果を総合評価する.コンピュータ・ネットワークの現状についての基礎的知識を有すること,および,コンピュータシミュレーションの基礎的知識があり,実際に簡単なプログラムを作成できることが合格の最低基準である.
コンピュータ,ネットワーク技術の基礎的な内容から最先端まで網羅して講述するので,意欲のある受講を希望する.