機械設計製図第一   Machine Design and Drawing I

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担当教員
武田 行生  松村 茂樹  只野 耕太郎  金 俊完  長﨑 孝夫  末包 哲也  花村 克悟  伏信 一慶  大島 修造  菅原 雄介  中川 順達  田中 真二  安井 位夫 
使用教室
木5-9(石6-322)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:2
講義コード
6410
シラバス更新日
2015年9月16日
講義資料更新日
2015年11月5日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

I 基本的な機械要素の設計法および簡単な機械の設計製図を修得する。
II 機械材料,許容応力,強度設計,軸の設計,ねじの設計,機械の熱設計,油圧ジャッキの設計製図,CPU周りの強制空冷装置設計

講義の目的

講義では、機械要素についての設計に重点をおき、機械設計法を身につけるのを目的としている。また、機械設計のプロセスを体得することを目的として、基本的な機械要素の設計、製図の実習を 2 つの課題;(Ⅰ)油圧ジャッキの設計製図、(Ⅱ)CPU周りの強制空冷装置設計 を通して行う。

講義計画

1. 機械設計概説(武田)
2. 要素設計の基礎(武田)
材料の選択、材料の強さ、材料の引張強さと機械的性質、機械部品の強さに影響を与える因子、許容応力、加工法と設計要領、標準数
3. 軸の設計(武田)
4. ねじの設計(武田)
5. 動力伝達装置(歯車および歯車列中心) (松村)
6. 流体機械 (大島)
7. すべり軸受の設計(大島)
製図実習
(Ⅰ)油圧ジャッキの設計製図 (武田,松村,田中,安井)
1. 機械設計の基本、進め方、油圧ジャッキの説明、設計仕様
2. 各部寸法の計算
3. 部品図と組立図の製図
(Ⅱ)CPU周りの強制空冷装置設計(花村・伏信・大島)
1. 課題に関する基本的な説明,進め方
2. 設計、製図
3. 数値解析ならびに数値計算プログラムの説明

教科書・参考書等

尾田十八・室津義定著:機械設計工学1[要素と設計](改訂版)培風館
「機械製図」(機械製図の補助テキスト)
「機械設計製図第一」(本授業の補助テキスト:配布します)

関連科目・履修の条件等

第3 学期の「材料力学第一」、「加工学概論」、「熱科学第一」、「機械運動システム学」,「機械製図」を履修していること.また,並列して開講されている「材料力学第二」、「材料科学第一」、「熱科学第二」を受講すること。

成績評価

授業出席、演習、期末試験ならびに製図実習における設計図および計算書を総合して評価する。

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