I これまでの数学・情報系科目の総まとめとして,機械工学に関連する物理現象を模擬する実践的なプログラムを作成し,数値解析の応用技術を修得するものである。
II 時間・空間の離散化手法(有限要素法,差分法,境界要素法など),プログラム作成。
これまでの数学・情報系科目の総まとめとして、機械工学に関連する物理現象を模擬する実践的なプログラムを製作し、数値解析の応用技術を修得するものである。
時間・空間の離散化手法
離散化の基本的概念
差分法
境界要素法
プログラム実習
テキストを配布する。なお、以下に、代表的な参考書をあげる。
水谷幸夫、香月正司、「コンピュータによる熱移動と流れの数値解析」、森北出版、1983
(社)日本機械学会 編、「熱と流れのコンピュータアナリシス」、コロナ社、1986
(社)日本機械学会 編、「流れの数値シミュレーション」、コロナ社、1988
数値流体力学編集委員会 編、「1 非圧縮性流体解析」、東京大学出版会、1995
J. H. ファーツィガー/M. ペリッチ 著、「コンピュータによる流体力学」、 Springer東京、2003
神谷紀生、有限要素法と境界要素法、サイエンス社、1982
吉野雅彦、天谷賢治、Excelによる有限要素法―弾性・弾塑性・ポアソン方程式、朝倉書店、2006
数学・情報系科目を履修しておくことが望ましい。特に、「情報処理演習(機)」と「基礎数値解析」を履修しておくこと。なお、従来講義計画にあった有限要素法については、CAD/CAM/CAE基礎論で講義する。
最終課題、出席、自作プログラムに関する発表の評価(課題の理解度・達成度、表現方法)、中間課題を加味して行う。
オフィスアワーについては、担当教員に電子メールで連絡をとること。