人間の行動及びスポーツ場面における生体の反応や運動・動作のメカニズムについて,バイオメカニクス・生理学的な講義・実習を通じて科学的に理解し,機械工学,制御工学等で学んだ知識を基にし,医用工学や生体工学などの分野に幅広く応用できる素養ならびに視野を涵養することをねらいとする.生体電気現象,生体が発揮するパワー,持久力,運動中のエネルギー消費などを計測する.また,運動中の動作を解析する.
人間の行動及びスポーツ場面における生体の反応や運動・動作のメカニズムについて、バイオメカニクス・生理学的な講義・実習を通じて科学的に理解し、機械工学、制御工学等で学んだ知識を基にし、医用工学、生体工学などの分野に幅広く応用できる素養ならびに視野を涵養することをねらいとする。
第1週 スポーツ科学概論・骨格筋の構造と機能
第2週 エネルギー代謝と呼吸循環器系の機能
第3週 人体の各パラメータを計測する(形態測定,身体組成の測定,筋厚の測定)
第4週 生体電気現象を捉える(筋電位,心電図,心拍数)
第5週 生体の力発揮と生体が発揮するパワーの計測法
第6週 生体が発揮するパワーを計測する(最大無酸素パワー)
第7週 生体が発揮するパワーを計測する(40秒パワー)
第8,9週 生体が発揮する持久力を計測する(PWC170)
第10週 生体のエネルギー代謝の計測法(酸素摂取量)
第11,12週 運動中のエネルギー消費量の計測
第13週 スポーツ中のエネルギー消費量の推定
第14,15週 動作解析法
プリント配布
別になし
出席とレポートによる
人間の行動・動作に興味のある学生であれば、専門分野を問わない。
実習では、自分の身体を題材にします。また、測定データをレポートにまとめてもらいます。