機械製図   Mechanical Engineering Drawing

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担当教員
伊能 教夫  野崎 智洋  中島 求  安井 位夫 
使用教室
火5-8(石6-322)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:2
講義コード
6409
シラバス更新日
2013年3月21日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

I 機械製図およびスケッチを通して製図方法を習得するとともに,機械類を構成する機械の要素について,その機能,力学,工作法,材質等,一般的な機械要素の基礎知識を身につける。
II 製図用具,規格,機械製図,簡単な機械要素の製図・トレース,歯車の製図,軸受のスケッチおよび製図,CAD,機械要素の種類,寸法公差,はめあい,幾何公差,締結要素,案内要素,伝達要素,エネルギー吸収要素,流体伝動要素。

講義の目的

機械製図とは、機械の製作、機能や構造の説明、販売などに必要な図面を作成することである。図面は一種の工学言語としての図形、記号、文字で描かれ、情報の伝達、保存、検索の機能を持つ。本科目では、実習を通して機械製図法を修得し、あわせて主要な機械要素部品の種類・機能・用途・規格・特性・材料・加工法、機械部品の形
状・寸法の精度の記述法などに関する知識を学ぶ。

講義計画

1.製図法
工学製図の意義,第三角法の練習,ねじの製図,平歯車の製図,フランジ形固定軸継手の製図,段付軸の製図,軸受の製図,スケッチ製図,CAD
2.機械要素部品の種類,機能など
締結要素,案内要素,伝達要素,エネルギー吸収要素,流体伝動要素,ほか
3.寸法公差,はめあい,機械部品の形状の精度
寸法公差,はめあいおよびはめあい方式,公差域クラス,表面あらさ,幾何偏差,幾何公差

教科書・参考書等

機械設計・製図の基礎:塚田忠夫,小泉忠由著,数理工学社
このほかに,補助テキスト(配布)を使用する.

関連科目・履修の条件等

製図台の台数のため,受講人数を制限することがある.

成績評価

授業出席,制作図面および期末試験を総合して評価する.

その他

【オフィスアワー】
特に指定しない.

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