I 機械設計製図第一の続きとして,基本的な機械要素の設計法および機械製図を修得する。
II 転がり軸受の設計,すべり軸受の設計,歯車の設計,NC工作機械テーブルの設計製図。
「機械要素設計第一」、「機械設計製図第一」に引き続き「機械要素設計第二」と並行して、機械要素の設計を通じて機械設計法を学ぶ。
(I)ベンディングマシーンの機構部の設計・製図およびそのカバーの板金設計・製図を行う。 (村上教授・丹羽非常勤講師・伊藤非常勤講師・奥井非常勤講師)
ベンディングマシーンの可動部の機構設計,組立図,部品図を作成するとともに、そのカバーを板金加工で製作するための展開図の設計計算.製図を行い,希望者には設計した部品の加工実習を行う。
1. 板金加工の基礎、板金部品および板金加工機械見学
2. 可動部機構部の設計仕様の決定、イメージ図作成
3. 可動部機構部の組立図製図、部品図製図
4. 板金加工部の展開図設計計算・製図
5. 展開図検証
6. 板金加工実習
(II)直動ステージの設計・製図 (杉本教授・森田非常勤講師)
色々な自動機に用いられているサーボモータで駆動される1軸直動ステージの設計製図を行う.直動ステージの可搬重量,最高速度,加速度等の仕様から,直道ステージの設計書,組立図,部品図の作成を行う.
1. 構想図の作成
2. ガイド,ボールねじ,ベアリングの選定計算書の作成
3. モータのトルク計算と選定
4. 組立図製図,部品一覧の作成
5. 加工部品の部品図製図
前半の実習についてはテキスト(「板金設計製図」)を配布する。
後半の実習についてはノートを配布する.
「工学製図」(機械製図教室編)
「機械設計製図第一」(機械製図教室編)
「機械運動システム学」「機械の動力学」を受講すること。
授業出席状況,設計計算書,設計図の提出物により評価する。
【オフィスアワー】
随時,メールで予約後来室のこと。