電気回路実習   Practical Exercise in Composition of Electric Circuit

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担当教員
高橋 秀智  八木 透  田中 克昌  田中 真二 
使用教室
金5-8(石3-405)  
単位数
講義:0  演習:0  実験:2
講義コード
6448
シラバス更新日
2009年3月10日
講義資料更新日
2009年3月10日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I 各種電子デバイスの機能を回路シミュレータおよび回路製作を通じて学ぶとともに,電気回路に関する基礎的な知識を学ぶ。
II アナログ回路(演算回路,パワーアンプ),ディジタル回路(TTL,カウンタ回路),回路シミュレータ。

講義の目的

現在の機械システムは様々な要素より構成されており,複雑な機械の動作を正確に制御するためには,電気回路技術を欠くことはできない.本実習では,電気回路としてアナログ回路とディジタル回路の基本動作原理を体験的に理解し,さらにその応用技術についても実践的に学習することを目的とする.本授業の知識・技術は,5学期の「独創機械設計プロジェクト第一」,6学期の「同第二」においても重要となる.

講義計画

1.アナログ回路1:オペアンプの動作原理と基本回路
2.アナログ回路2:オペアンプによる応用回路
3.ディジタル回路: TTL回路の基本とカウンタ回路
4.応用回路   : PWM駆動方式と発振回路

教科書・参考書等

テキストは実費にて販売.また,参考書として“電子回路入門講座:電波新聞社”を薦める.

関連科目・履修の条件等

設備上の制約のため,機械科学科の学生のみ履修可

成績評価

回路の完成度(設計仕様の充足度,仕上がり,動作特性等),および出席状況に基づき評価

担当教員の一言

本実習では,電気回路の動作を回路シミュレータ,ブレッドボード等を利用して回路の原理と実際の動作を体験的に学習し,さらに与えられた仕様を満たす回路を設計し,ハンダ付けを実際に行うことにより,電気回路技術をマスターすることができる.電気回路製作に必要なはんだごて・こて台,ニッパー,ラジオペンチは各自で準備する.

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