I 機械や構造物を製作する上で必要な材料の基本的性質についての基礎知識を習得する。また,金属,プラスチック,セラミックス,複合材料及び人体などの各種材料の特徴について理解する。
II 物質の結合と構造,平衡,相律,組織,状態図,反応速度,各種材料の特性,材料と環境(3R),人体の耐性
機械や構造物を製作する上で必要な材料の基本的性質についての基礎知識を習得する.また,各種材料の特徴について理解することを目的とする.
1. 講義のねらい,各種製品に使用されている材料
2. 機械材料の基礎I(物質の結合と構造,平衡状態図)
3. 機械材料の基礎Ⅱ(凝固と相変態)
4. 鉄鋼材料
5. 高分子材料,複合材料,生体材料
6. 非鉄金属材料,セラミックス,電子材料
7. 材料の選択法
機械材料学,日本材料学会,2006
「材料力学第一,第二」とともに履修するのが望ましい.
演習,期末試験とレポートを総合的に評価する.
講義は,主に学期前半に2コマ授業として開講するので注意すること.優れた機械や構造物を創造するには,材料についての基礎知識が不可欠である.材料の示す種々の振る舞いについて興味を持って履修して欲しい.