CAD/CAM/CG基礎論   Fundamentals of computer Aided Design and Manufacturing and Graphics

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担当教員
高橋 秀智  萩原 一郎 
使用教室
月3-4(石3-310)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
6417
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I 現在の製品開発に不可欠なCAD/CAM/CG(計算機支援設計・製造/コンピュータグラフィックス)を対象とし,その基礎となる形状モデリング技術及びその応用技術を理解させるとともに,プログラム演習による基礎理論の修得を目的とする。
II 座標変換理論,自由曲線/曲面理論,コンピュータグラフィックス基礎理論,形状モデルに基づく加工テータの生成理論。

講義の目的

高い品質の製品を設計し,効率良く製造するためには,計算機内に正確な製品の形状を表現し,これを用いて,製品の外観,機能,そして製造性の評価を行い,さらに加工に必要となるデータを生成しなければならない.本講義では,まず複雑な形状における輪郭線,面を正確に計算機内に表現するために必要となる座標変換理論,曲線・曲面理論について講述する.次いでこれらを基に製品形状を表現するための形状表現手法について学ぶ。そしてこのように設計されたものの特性を見るため、CAD データから解析モデルを作るためのメッシュ生成技術を中心にCAE技術を学ぶ。

講義計画

1. Computer Aided Design and Computer Aided Manufacturing (CAD/CAM)
(1) 製品開発におけるCAD/CAM/CAE の役割
(2) 座標変換
(3) 曲線論
(4) 曲面論
(5) 形状表現
(6) 形状データに基づく加工データの生成
2. Computer Aided Engineering (CAE)
(1) CAE の全体像
(2) CAD とCAE の連携
(3) CAD データを基にしたメッシュ生成技術
(4) 計測データを基にしたメッシュ生成技術
*年間数回、実際にC,BASIC 等のプログラミング言語を用いてプログラム演習を行う。

教科書・参考書等

参考書等
参考書としては,CAD・CAM として“3次元CADの基礎と応用”,鳥谷浩志他,共立出版などを推奨する.CAEについては配付資料を基に行う。

成績評価

期末試験と授業中の演習から総合的に評価する。

担当教員の一言

本講義では,各々の理論を学ぶだけではなく,プログラミング演習により,実際にプログラムを作成するため,理解を深めることが可能である.

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