生体工学第一   

文字サイズ 

担当教員
伊能 教夫 
使用教室
水1-2  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6436
シラバス更新日
2007年7月19日
講義資料更新日
2007年7月19日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:-

講義概要

生体工学第一(Bioengineering )

1.生物の形や動き,それを制御するしくみを機械工学的観点から解説する.
生物のしくみを工学的に探る上で必要なモデル化と解析手法,シミュレーション手法
について学ぶ.

2.スケーリング,機能と形,機能的適応,生物のセンサー,生体組織の特性,
  生物の移動仕事率,生体システムなど.

講義の目的

生物の形や動き、それを制御する機構等を機械工学的観点から解説する。 生物のしくみ
を工学的に探る上で必要なモデル化と解析手法、シミュレーション手法について学ぶ。

講義計画

1. 生体工学第一概論
2. 生物の基本デザイン:スケーリング
3. 生物の形:血管分岐の法則
4. 生物の形:骨の形
5. 生体組織のリモデリング
6. 生物のセンシング機構:ヒトのセンサー
7. 生物のセンシング機構:昆虫のセンサー
8. 生物の運動:移動効率 
9. ヒトの歩行と筋肉の特性
10. 生体組織の力学特性
11. 生物・生態系の挙動
12. 生物の形つくり
13. 植物の不思議(環境適応性)

教科書・参考書等

 担当教官が適宜、資料を配付するが、参考書として以下の本を薦める。
 生体機械工学、日本機械学会(ISBN-88898-081-0 C3053)
 生体の形づくりの数理と物理、共立出版株式会社(ISBN4-320-05545-4)

関連科目・履修の条件等

機械系の基礎専門科目を履修しておくことが望ましい。

成績評価

出席点と宿題と期末レポートにより評価する。この授業は講義を聴講するこ とが前提です。
(宿題と期末レポートの提出だけでは単位を取得できません。)

担当教員の一言

生物を工学的に考えることの楽しさと難しさを伝えたい。

その他

【オフィスアワー】
 講義終了後に応対可能な時間帯を回答する。

このページのトップへ