バイオメカニズム   Biomechanism

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担当教員
伊能 教夫 
使用教室
水1-1  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6436
シラバス更新日
2005年8月12日
講義資料更新日
2005年8月12日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:-

講義概要

I 生物の形や動き,それを制御する機構等を機械工学的観点から解説する。生物のしくみを工学的に探る上で必要なモデル化と解析手砲シミュレーション手法について学ぶ。
II スケーリング,機能と形,生物のセンサー,生体力学,生体情報システム。

講義の目的

生物の形や動き、それを制御する機構等を機械工学的観点から解説する。生 物にしくみを工学的に探る上で必要なモデル化と解析手法、シミュレーション 手法について学ぶ。

講義計画

1. バイオメカニズム概論
2. 生物の形:樹木、血管の最適性
3. 生物の形:骨の力学的合理性
4. 生物の運動:モデル化とシミュレーション
5. 生物の運動:移動とエネルギー消費
6. スケーリング:生物の大きさと機能
7. 生体組織の力学特性
8. 生物のセンシング機構
9. フィードバック機構
10. 生物・生態系の挙動とモデル化
11. 生物の形つくり
12. 生物情報システム

教科書・参考書等

 担当教官が適宜、資料を配付するが、参考書として以下の本を薦める。
 生体機械工学、日本機械学会(ISBN-88898-081-0 C3053)
 生体の形づくりの数理と物理、共立出版株式会社(ISBN4-320-05545-4)

関連科目・履修の条件等

機械科学課程2年次の基礎専門科目をできるだけ多く履修しておくこと。

成績評価

出席点と宿題と期末レポートにより評価する。この授業は、講義を聴講して いただくことが重要と考えているので、出席点と宿題の評価は、全体の6割程 度とする。(期末レポートの提出だけでは単位は取得できません。)

担当教員の一言

生物を工学的に考えることの楽しさと難しさを伝えたい。

その他

【オフィスアワー】
 講義終了後に応待可能な時間帯を回答する。

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