機械設計製図第一   Machine Design and Drawing I

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担当教員
山浦 弘 
使用教室
水2-4  
単位数
講義:0  演習:0  実験:2
講義コード
6410
シラバス更新日
2006年3月6日
講義資料更新日
2006年3月6日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I  基本的な機械要素の設計法および簡単な機械の設計製図を修得する。
II   機械材料,許容応力,強度設計,軸の設計,ねじの設計,機械の熱設計,油圧ジャッキの設計製図,熱流体機器の設計製図。

講義の目的

講義では、機械要素についての設計に重点をおき、機械設計法を身につけるのを目的としている。また、機械設計のプロセスを体得することを目的として、基本的な機械要素の設計、製図の実習を 2つの課題;(Ⅰ)油圧ジャッキの設計製図、(Ⅱ)半導体パッケージ周りの放熱板熱設計 を通して行う。

講義計画

1. 機械設計概説 (北條春夫教授)
機械設計、分析と総合
2. 要素設計の基礎 (北條春夫教授)
材料の選択、材料の強さ、材料の引張強さと機械的性質、機械部品の強さに影響を与える因子、許容応力、加工法と設計要領、標準数
3. 軸の設計 (北條春夫教授)
軸、キー、スプライン
4. ねじの設計 (北條春夫教授)
5. 歯車および歯車列 (北條春夫教授)
インボリュート歯形、歯の大きさ、圧力角、バックラッシ、かみ合い率、歯形創生、遊星歯車機構、歯車の強度
6. ファン・ポンプの設計 (大島修造助教授)
7. すべり軸受けの設計 (大島修造助教授)

製図実習
 (Ⅰ)油圧ジャッキの設計製図 (高橋 秀智 助教授・山浦 弘 助教授)
1. 機械設計の基本、進め方、油圧ジャッキの説明、設計仕様
2. 各部寸法の計算
3. 部品図と組立図の製図
 (Ⅱ)半導体パッケージ周りの放熱板熱設計 (大河誠司助教授・伏信一慶助教授)
1. 課題に関する基本的な説明,進め方
2. 設計、製図
3. 数値解析ならびに数値計算プログラムの説明

教科書・参考書等

尾田十八・室津義定著:機械設計工学1[要素と設計](改訂版)培風館
 「工学製図」、「機械設計製図第一」(機械製図教室編)

関連科目・履修の条件等

第3学期の「材料力学第一」、「加工学概論」、「熱科学第一」、「機械製図」を履修していること.また,並列して開講されている「材料力学第二」、「材料科学第一」、「熱科学第二」を受講すること。

成績評価

授業出席、演習、中間試験および期末試験ならびに製図実習における設計図および計算書を総合して評価する。

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