I 化学工学の対象とするプロセスを設計,操作する際に必要なシステム工学的手法の基礎を修得することを目的としている。
II 連続および回分プロセスに関するフローシーティング,システムの合成。操作についてのコストや安全性,評価やシミュレーション技術について講述する。
III テキスト使用
化学プロセスシステム全系の特性把握、機能合成、システム設計法、操作設計法を学ぶ。
・.システム全系の特性把握と機能合成 (石田担当分)
・.システムにおけるエネルギー変換から見た特徴抽出
1.システム機能とエネルギー
2.システムの構成要件
III.物質変化の連なりによる機能合成
1.システム機能と物質変化の連なり
2.プロセスシステム創造
・.講義の目的とアプローチの基本 (仲担当分)
・.プロセスシステム設計
1.プロセスシステム設計の流れ
2.評価 (Clean Technology,Safety)
3.温度・伝熱測定
III.システム設計
1.システム解析とモデリング
2.システム設計とシステムズアプローチ
・.操作設計(Strategic Process Control System Design)
1.非定常操作・緊急時操作
2.安全性評価
「熱力学基本の理解と応用ー」,石田愈,培風館(1995) (石田担当分)
今までの知識がなくとも履修可能
中間試験とレポートから総合的に評価する。