I 化学工学科および開発システム工学科化工コースの学生を対象にして,講義と実習を通じ,計数型計算のプログラミングの基本を修得させ,電子計算機による情報処理の概念を把握させる。
II 1. 電子計算機概論 2. 電子計算機と情報処理 3. FORTRANによるプログラミング
4. ワークステーションによるプログラミング,デバッキング,実行の演習
5. プロセス工学に関係するアプリケーションプログラムの利用
化学工学科化学工学コースの学生を対象として、講義と演習を通じ、計数型計算機の構成と特徴、プログラミングの基本、電子計算機による情報処理の概念、について学ぶ。講義の他に総合情報処理センターのワークステーションを利用してFortranによるプログラミング、その修正および実行の演習を行う。また化学工学分野の知識を深めるため、高級言語を利用した高度な数値計算及びその解の視覚化も行う。
講義
1.電子計算機と情報処理
2.Fortranによるプログラミング
3.数値計算法概説(ニュートン法、最小二乗法、数値積分、ガウスの消去法など)
演習
1.定数および変数の型と演算
2.判断と繰り返し
3.配列
4.関数およびサブルーチン副プログラム
5.高級言語による数値計算および解の視覚化(化学工学コース)
(参考書)
一般的なFortran言語のテキスト。例えば、戸川 隼人:「ザ・FORTRAN77」サイエンス社
化学工学科・化工コースの学生に限る。
化工コース学生は化工情報処理第一・第二を履修する際に、本講義を習得していることが望ましい。
演習の成績により評価する。ただし、演習の成績が悪いものに対しては試験をする場合がある。
受講者は、自らのアイディアを生かして積極的に取り組むこと。その場しのぎの通じない科目であり、進んで求めればいろいろな情報処理の体験ができる。