高分子加工   Polymer Processing

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担当教員
細田 覚  筒渕 雅明  川瀬 進  未定 
使用教室
金7-8(H114)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6212
シラバス更新日
2013年4月3日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:7

講義概要

高分子化学,工業の歴史を概観し,社会の動向,ニーズの変化,他産業での技術進展等によって,高分子材料の成形加工技術が進歩してきた過程を紹介する。成形加工先端技術と必要な計算技術および加工技術開発の事例を説明し,これらの中で加工の原理と加工現場の現実を理解し,開発の方法論を身につけた技術者を育てることをねらいとする。

講義の目的

高分子化学,工業の歴史を概観し,社会の動向,ニーズの変化,他産業での技術進展等によって,高分子材料の成形加工技術が進歩してきた過程を紹介する。成形加工先端技術と必要な計算技術および加工技術開発の事例を説明し,これらの中で加工の原理と加工現場の現状を理解し,開発の方法論を身につけた技術者を育てることをねらいとする。

講義計画

1.ポリオレフィンの化学・技術・工業の発展史
2.成形加工各論(1)押出し加工と二次加工
3.成形加工各論 (2)射出成形
4.成形加工各論 (3)コンパウンディングとポリマーアロイ化技術
5.製品設計のCAE(その1)
6.成形加工のCAE(その2)
7.工場見学(1)
8.ゴム技術の歴史
9.ゴムとは
10ゴムの基本的性質: 物理的性質、化学的性質、形態的性質、粘弾性的性質、架橋構造、ゴムを理解するための基本因子.
11.ゴムの架橋構造と物性
12.プラスチックスの基本的性質
13.ゴムとプラスチックスの違い
14.ゴム物性各論
15.ゴムの試験法
16.ゴム製品各論
17.ゴム製品の加工法
18.ゴム製品の劣化・寿命

教科書・参考書等

配布プリント,OHP

関連科目・履修の条件等

原則として,研究室に所属した7学期の学生を対象とする。

成績評価

レポートと出席点による総合評価

担当教員の一言

研究開発に従事してきた企業人4人が講義します。高分子材料,製品開発現場の苦労と楽しさを知って下さい。また,現場の厳しさ(競争とコスト)を感じて下さい。

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