無機化学(高)   Inorganic Chemistry (Polymer Chemistry)

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担当教員
小西 玄一 
使用教室
木3-4(S636)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6220
シラバス更新日
2012年4月9日
講義資料更新日
2012年3月26日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 無機化合物の化学結合に対する理解を深め,その構造と物理化学的性質について解説する。
II 周期表各族の元素の特性について解説する。
III 無機高分子,有機・無機ハイブリッド材料について解説する。

講義の目的

本講義の目的は下記の通りです。
(1)無機化学および化学結合に関する基礎概念を理解すること。
(2)周期表をもとにして各族の特徴を理解すること。
(3)各元素の特徴を理解すること。
(4)無機高分子や先端材料について知ること。
(5)元素科学の多様性について感じること。

講義計画

全部で12~13回の講義と2回のテストを予定しています。以下について、学生さんの習熟度に合わせて講義します。
(1)無機化合物の化学結合に対する理解を深め、その構造と物理化学的性質について解説する。
(2)周期表各族の元素の特性について解説する。
(3)有機化学と無機化学のクロスオーバー(金属の関与する有機反応について)
(4)無機高分子、有機・無機ハイブリッド材料について解説する。

教科書・参考書等

リー 無機化学(生協で購入してください)

関連科目・履修の条件等

高分子工学科の学生向けに開講しています。

成績評価

テスト(2回予定)
出席点は出しません。

担当教員の一言

本講義では、主に高分子工学科の学生を対象として無機化学のエッセンスを紹介します。半期2単位で無機化学の全貌を明らかにするのは不可能ですから、結合論の基礎と典型元素の各論が主になります。遷移金属錯体の化学について学びたい学生さんは、4年生または大学院で3類化学工学科・応用化学コースまたは応用化学専攻が開講している講義を加えて選択することをお薦めします。同様に無機固体化学については、時間の制約がありほとんど触れられませんので、大学院で材料工学専攻の講義を加えて選択するとよいでしょう。

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