I 最近の諸技術の急激な発達は絶えず新しい材料を要求し,又これら諸材料の開発は諸工業の画期的な進歩を促している。工業のいずれの部門に従事する者も工業材料(金属材料,無機材料,有機材料及びそれらの組合せ)の物性,加工法,使用法の基礎的かつ総合的な知識を持つことが必要であろう。
II(1)金属材料:寺田 芳弘 准教授 担当
純金属及び合金の構造と合金化による組織形成とその制御について述べ,金属材料の機械的性質と組織との相関を定性的に論述し,実用合金の組織制御の意味を理解させる。
(2)無機材料:柴田 修一 教授 担当
ファインセラミックスの種類とその諸性質を化学結合,結晶構造,材料組織と関連づけて概説する。後半では耐熱材料に焦点を当て,熱的,機械的特性と評価技術,評価理論について述べる。
(3)有機材料(高分子材料):斎藤 礼子 准教授 担当
ブロック共重合体,特殊形態を有するポリマー,C60とその類似体,デンドリマー等の合成と特性,さらに表面構造に焦点を当てる。
(1)金属材料:純金属及び合金の構造と合金化による組織形成とその制御について述べ,金属材料の機械的性質と組織との相関を定性的に論述し,実用合金の組織制御の意味を理解させる。
(2)無機材料:ファインセラミックスの種類とその諸性質を化学結合,結晶構造,材料組織と関連づけて概説する。後半では耐熱材料に焦点を当て,熱的,機械的特性と評価技術,評価理論について述べる。
(3)有機材料(高分子材料:ブロック共重合体,特殊形態を有するポリマー,C60とその類似体,デンドリマー等の合成と特性,さらに表面構造に焦点を当てる。
第1-4回 金属材料
第5-8回 無機材料
第9-12回 高分子材料
適宜、配布する。
特になし
レポートと出席、小テストによる。
現代社会を支えている三大材料の学問体系の大きな違いと特徴を理解してもらう。