化工数学   Mathematics for Chemical Engineering

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担当教員
関口 秀俊  大川原 真一 
使用教室
月1-2(H103,学情センタ演習室)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6155
シラバス更新日
2015年3月16日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

I 化学工学系学科の学生を対象にして,化学工学に関する理論を理解し,化学プロセスをモデル化するために必要な数学の基礎を修得することを目的とする。
II 数量化の基礎,常微分方程式,偏微分方程式,最適化法,確率・統計の基礎,確率・統計の必須概念等。

講義の目的

化学技術者として研究・開発を行っていくにあたり、欠くことのできない化学工学の理論を理解し、プロセスのモデリングを行うために必要な数学の基礎を修得することを目的とする。

講義計画

1.化学工学とモデリング、フラックスと収支式
2.微分方程式を作る
3.微分方程式を解く
4.ラプラス変換法の基礎
5.ラプラス変換法による線形微分方程式の解法
6.最適化手法の概要と代数方程式モデル
7.Excelを利用したプログラミングの基礎
8.方程式の解、連立一次方程式、数値積分
9.差分法の基礎と微分方程式の近似解法
10.差分法で移動現象を解析する
11.統計の方法と数学モデル
12.離散型および連続型の確率分布
13.不規則変動データの特徴を掴む

教科書・参考書等

特定の教科書は使用しない。各種の応用数学の書籍を参考にしてほしい。
適時、プリントを配布する

関連科目・履修の条件等

化学工学に関するほぼ全ての科目の理論を理解する数学的基礎となる。

成績評価

演習と試験で評価する。

担当教員の一言

コンピュータ情報処理技術の修得にも心掛けてほしい。

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