物理化学(工)第一 a   Physical Chemistry I

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担当教員
川内 進 
使用教室
木3-4(S423)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6109
シラバス更新日
2015年3月16日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

量子力学の理解は、化学現象を理解する上で避けて通ることができなくなっている。また、近年のナノテクノロジーを理解する上でも重要である。本講義では、量子力学の基礎から、分子への適用まで取り扱う。

講義の目的

量子力学の基礎方程式であるシュレディンガー方程式の解法から、分子へどのように適用するのか、そして何が分かるのか理解を深める。

講義計画

アトキンス「物理化学」第8版 上巻8-11章を中心に講義を行う。適宜理解度をクイズでチェックしながら講義を進める。8、9章が終わった段階で中間テストを行う。期末テストは、10、11章について行う予定である。また、物理学演習第一の後半と連動させる予定である。

教科書・参考書等

アトキンス「物理化学」第8版 上巻(東京化学同人)8-11章

関連科目・履修の条件等

数学や物理の基礎が必要になるが、適宜授業内で補う予定。

成績評価

適宜行うクイズや中間テスト、期末テストで評価する。

担当教員の一言

量子力学は、物理化学の中で熱力学と同じように非常に重要な分野である。しかし、同時にいずれも理解に困難を極める分野でもある。簡単には理解できないので、各自でもよく考えてみたり、他の量子力学や量子化学の本を見ることを勧める。既に様々な書籍があり、それらの記述の仕方は多様であり個性がある。本授業では、アトキンスを基本に進めるが、理解を深める上で必要であれば、このような様々な見方を取り入れる予定である。

連絡先(メール、電話番号)

skawauch@polymer.titech.ac.jp
03-5734-3757

オフィスアワー

10:00-17:00部屋にいればいつでも来て良い。
居室:東二号館303号室

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