生物化学プロセス概論   Introduction to Biochemical Process

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担当教員
太田口 和久  大河内 美奈  伊藤 道雄  豊田 活 
使用教室
金5-6(S422)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
6176
シラバス更新日
2014年9月18日
講義資料更新日
2014年9月18日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

本講義は、生物化学工学の専門知識に関し、化学工学専攻の教員と産業界の非常勤講師が協働して講述する1単位科目である。生物を対象とする化学工学の基礎と応用についての学習機会を提供する。生物反応、ペプチド工学、食品製造プロセス、医薬品製造プロセスについて基礎知識を習得し産業界・社会で実学として応用されている具体的事例を通じ、専門力を磨き上げる。

講義の目的

生物を対象とする化学工学の基礎知識を習得し、当該専門知識が産業界・社会で実学として応用されている事例に触れ、生物化学工学の基礎力を磨き上げることを本授業履修目的とする。

講義計画

講義は、化学専攻教授、大河内、太田口、および産業界からの非常勤講師、豊田(株式会社明治)、伊藤(三菱化学株式会社OB)が分担して行う。
第1回:環境モニタリングと微生物利用技術(大河内)
第2回:ペプチドを利用したアレルギー診断技術(大河内)
第3回:食品製造にける熱交換操作―牛乳の殺菌を中心としてー(豊田)
第4回:食品製造における様々な単位操作―粉乳製造関連技術の紹介―(豊田)
第5回:医薬品の開発・製造プロセス(伊藤)
第6回:対外診断薬開発・製造プロセス(伊藤)
第7回:細胞径分布とPopulation Dynamics(太田口)
*注意事項:10月15日(水)は休講。
*注意事項:10月24,31(金)の授業では、プロセス計算演習を行う。電卓を必ず持参すること。

教科書・参考書等

下記を参考書として推奨する。
プロセスバイオテクノロジー入門(太田口和久著、コロナ社、2014)

関連科目・履修の条件等

反応工学第二を履修していることが望ましい。

成績評価

授業時間の中で各教員からレポート、小テスト、演習などの出題指示が出るが、成績は各教員の評価を総合し決定する。なお、講義分担教員の4人の教員の中の1名以上の教員からゼロ点の評価を受けた受講者は不合格とする。

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