プロセス工学第一   Process Engineering I

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担当教員
松本 秀行 
使用教室
月1-2(S224)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6141
シラバス更新日
2014年10月20日
講義資料更新日
2014年9月18日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

プロセシステムの解析,合成(計画と設計)と運用を合理的に行うために,モデリング・シミュレーション,評価,最適化は必要不可欠である。本講義は,主に最適化に関する内容で構成され,まず,最適化問題の定式化について講義する。次に,最適化理論と手法に関する基礎的知識を講義し,化学プロセスのための最適化の方法論への理解を深めるために,プロセスの解析,計画,設計などにおける最適化事例の紹介や課題演習を行う。

講義の目的

プロセスモデリングならびに最適化問題の定式化と解法に関する基礎的知識を学び,プロセスの解析,計画,設計などにおける最適化手法の適用例を通して,化学プロセスのための最適化の考え方を修得する。

講義計画

1.最適化問題の特徴
2.最適化のためのモデル化
3.目的関数の定式化
4.最適化理論・方法の概要
5.非制約関数の最適化:1次元探索
6.非制約・多変数最適化
7.線形計画法とプロセス工学的応用
8.制約付き非線形計画法とプロセス工学的応用
9.混合整数計画法とプロセス工学的応用
10.大域的最適化

教科書・参考書等

参考書:
(1) 化学工学会編:化学工学のための応用数学(丸善)
(2) 赤木新介:システム工学 -エンジニアリングシステムの解析と計画-(共立出版)
(3) 黒田千秋編集:システム解析(朝倉書店)

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

演習,レポート,試験

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