石油、石油化学、(肥料)、C1ケミストリーのプロセス系統ごとに、その特徴を考察し、各系統を構成するプロセスの概要、プロセスの特徴を考察したうえで、物質収支を計算する。また、考察したプロセス系統及び各プロセスと、実際の設備としての製造プラントを関連付け理解するために、工場見学を行う。
化学プロセスは、連産の特徴を持ち、出発原料から製品まで複数のプロセスステップを経て生産される。原料の有効利用がプロセスの実行可能性を左右し、種々の工業プロセスが開発され、これらの工業プロセスは、出発原料と目的製品系統から分類することができる。本講義は、石油、石油化学、肥料、C1ケミストリーの各系統の工業プロセスの特徴、技術的な発展の背景について理解することを目的としている。
1,Introduction
2-4, 石油精製プロセス
5-6, 石油化学プロセス
7-8, 肥料プロセス
9-10, C1ケミストリー
11, バイオマスプロセス
工場見学
石油学会、「石油精製プロセス」、講談社サイエンティフィック、1999
石油学会、「石油化学プロセス」、講談社サイエンティフィック、2001
化学工学会、「化学プロセス」、東京化学同人、199
特になし
出席点、石油石製、石油化学、C1ケミストリーのプロセス系統ごとの、主に物質収支に関する課題の評価点、及び工場見学に関するレポートの評価点によって成績評価を行う。