プロセス安全工学   Safety Engineering for the Process Plant

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担当教員
鈴木 正昭 
使用教室
木7-8(S322)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6161
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I 化学プロセスの設計には,化学工学の総合能力を必要とする。本実習は,不完全な技術情報に基づき,フィージビリティの検討,プロセス概念,基本設計,事業化計画を,少人数の学生主導で行うことにより,これまで履修してきた授業,特にプロセス工学第一,第二,化工情報処理第一,第二を集成することを目的としている。
II R & Dからの不完全な技術情報を想定し,それに基づき,市場規模,不完全な情報を補完するための技術情報などの収集,プロセスの概念設計,基本設計,最適化を行い事業化計画を作成する。実習は学生主導で行い,作成された計画はプロポーザルとしてフンペディションする。本実習は,プロセス工学第一,第二,化工情報処理第一,第二を予め履修した者に限る。

講義計画

1.化学技術と安全、事故事例

2.潜在的危険性、Hazardの所在

3.プロセス安全の考え方(多重防護、フェイルセーフ)

4.化学プロセス安全設計(1.固有の安全性)

5.化学プロセス安全設計(2.置き換え、単純化)

6.化学プロセス安全設計(3.プロセスの改善)

7.安全性と信頼性

8.安全性の評価(評価手法とFTA)

9.安全性の評価(HAZOP)

10化学プラントの安全の実際.

11原子力システムの安全の実際.

12安全の実践(技術倫理1).

13安全の実践(技術倫理2).

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