I 有機化学を学習した学生に有機合成の考え方を修得させる。
II 1. 有機合成化学概説 2. 炭素-炭素結合生成反応 3. 切断反応 4. 酸化-還元反応 5. 有機合成演習
有機合成化学の基礎、特に合成計画の立て方について、習得させることを目的とする。
1.基本的有機合成反応
2.官能其変換法
3.炭素骨格構築法
4.立体化学制御法
5.多段階的合成(全合成)
「有機合成法-その計画と実施-」R.E.Ireland著、野村祐次郎訳、東京化学同人(1969)
この本は現在、絶版なのでそのコピーを用いる。
有機化学第一~第四の単位を修得後に履修することが望ましい。
期末試験と授業中の演習の両方から総合的に評価する。
有機合成化学は有機化学の”心臓部”であり、有機化学の知識を深化させ、その応用力を身につけるには不可欠な基本的分野である。特に、将来、有機化学研究者を目指す者にとっては必須科目であると思う。