連続体力学   Continuum Mechanics

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担当教員
安田 公一 
使用教室
木5-6(南7-201)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5907
シラバス更新日
2010年4月21日
講義資料更新日
2010年7月14日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 材料の力学物性を理解するための基礎となる連続体力学について解説する.力学,一般材料力学を履修していることが望ましい。
II 1. ニュートン力学(ダランベールの原理) 2. 解析力学(ラグランジュ方程式,ハミルトン方程式) 3. 材料力学の復習(応力・ひずみの初等定義,梁の曲げ) 4. 連続体力学(応力テンソル,ひずみテンソル,構成方程式,ひずみエネルギー) 5. 2次元弾性論

講義の目的

 材料の力学物性を理解するための基礎となる連続体力学について解説する.第1学期の力学,第4学期の一般材料力学を履修していることが望ましい.
 講義の前半で,その日の内容を解説し,後半では演習問題を行います.各自,適宜,公式集や参考書などを持参してくるようにして下さい.
 多少,アドバンスドな内容も盛り込みますが.むしろ,1年次と2年次の力学科目の復習をして,特に演習問題を解いて,これらの内容に習熟することに主眼を置きます.

講義計画

1.ニュートン力学の復習(運動方程式,仮想仕事の原理)
2.ニュートン力学の復習(ダランベールの原理)
3.解析力学の復習(ラグランジュ方程式)
4.解析力学の復習(ハミルトン方程式)
5.材料力学の復習(応力とひずみの初等定義,平面応力,平面ひずみ)
6.材料力学の復習(軸の引張り・圧縮,熱応力,ねじり,梁の曲げ)
7.中間試験
8.連続体力学(応力ベクトル,応力テンソル,主応力,平衡方程式)
9.連続体力学(変位勾配,ひずみテンソル,主ひずみ,適合条件式)
10.連続体力学(構成方程式)
11.連続体力学(ひずみエネルギー)
12.連続体力学(2次元弾性論)
13.期末試験

教科書・参考書等

配布資料をOCW-i にアップロードしておくので,各自,印刷してくるようにして下さい.

関連科目・履修の条件等

第1学期推奨科目の力学,第4学期推奨科目の一般材料力学を履修していることが望ましい.

成績評価

出席点  10点
中間試験 45点
期末試験 45点

担当教員の一言

 数式を見て,その式が表している物理的内容をイメージできるようになってもらいたいと願っています.最初は,『前に一度やったことじゃないか』と思うかもしれませんが,指数関数的に難しくなる(物理的なイメージをすると言う意味で)と思いますので,気を抜かないように,毎回,演習に取り組んで下さい.

連絡先(メール、電話番号)

kyasuda@ceram.titech.ac.jp
内線2526

オフィスアワー

水曜日の午後
金曜日

できれば,事前にメールで日程を確認してから,来るようにしてください.

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