I 固体物理学や連続体力学などの物性科学分野で使われる数学的諸概念や方法論について説明する。基礎工業数学第1,第2を履修していることが望ましい。
II 1. 微分方程式を作るということ 2. 連成振動系と固有値問題 3. テンソル代数と外積代数 4. 変分法とハミルトンの原理 5. 固有関数展開とフーリエ解析 6. 偏微分方程式とグリーン関数
材料科学で出てくる内容を題材にして,数学的諸概念や方法論について説明する.基礎工業数学第1・第2を履修していることが望ましい.
1.はじめに,1変数関数の微積分
2.多変数関数の微分と熱力学
3.振動方程式と波動現象
4.連成振動系の固有値問題と格子振動
5.ベクトルの座標変換と結晶学
6.ベクトル・テンソル解析とレオロジー
7.変分法と解析力学
8.フーリエ解析と逆空間
9.複素関数論と等角写像
10.グリーン関数と拡散方程式 .
11.特殊関数と量子力学 .
12.確率論と統計力学
プリントを配布する.
第3,4学期推奨科目の基礎工業数学第1,第2を履修していることが望ましい.
期末テストにより評価する.
鉄は熱いうちに打て.