状態変化や相分離などの物理化学的現象を化学ポテンシャルを用いて理解する。
材料の研究を行う上で必要となる物理化学の基礎知識及び現象をモデル化して解析する手法を習得する。
1. (理解に必用な基礎的項目)確率密度関数,状態関数,完全微分,積分経路
2. 気体の運動論モデル,マクスウェルの速さの分布
3. 気体が衝突する確率分布,平均自由行程
4. 完全気体・実在気体の状態方程式,マックスウェルの構成法
5. 拡散方程式
6. 熱伝導
7. 気体の粘性
8. 熱力学の復習,化学ポテンシャル
9. 活量,デバイ-ヒュッケルの極限法則
10. 相転移
11. 溶液の平衡蒸気圧
12. 1,2,3成分系の相図
13. イオン伝導,イオン間の相互作用
1. アトキンス物理化学 第8版 上下巻 (東京化学同人)
2. OCW-iに掲載した資料
なし
期末試験,中間試験及び出欠を考慮する。
結果として得られる式よりも,現象をモデル化して解析するプロセスが大切です。