I 有機材料の構造解析に用いる各種機器分析測定法の諸原理および基礎知識の修得を目的とする。
II 1. 分子量分布の測定法 2. 一次構造解析(赤外吸収スペクトルなど) 3. 高次構造解析(電子顕微鏡,光学顕微鏡(複屈折,配向度性など)) 4. X線構造解析(結晶構造,結晶化度,配向度,長周期構造など) 5. 熱分析(融点,結晶化,ガラス転移温度など)など
有機材料の構造解析に用いる各種機器分析のうち、特に重要なものをいくつか取り上げ、測定法の諸原理および基礎知識の修得を目的として説明する.
1.材料における構造―物性相関と構造解析の重要性
2.分子量と分子量分布: 分子量分布の定義と測定法
3. 〃 : 測定法及び物性との関係
4.一次構造解析: 赤外吸収スペクトル を中心に
5.高次構造解析: 各種顕微鏡による構造観察
6. 〃 : 散乱・回折による構造解析
適宜、参考となる本を示す。
特になし
出席及びレポート
活発な質問を期待する.