量子材料物性第三   Solid State Physics of Organic Materials III

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担当教員
石川 謙 
使用教室
月3-4(南8-509)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5813
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I 量子材料物性第一に続く講義である。
II 表面,接合,光学物性,電子デバイス

講義の目的

本講義は材料,特に有機材料の固体物性を理解するためのもので,同じ教科書を用いる前期の量子材料物性第一に続く講義である.

講義計画

1.講義全体の概要の説明,評価方法の決定
2.磁性の基礎,磁性体の分類
3.物質の表面・界面
4.金属-半導体接触
5.p-n接合
6.原子系と光の相互作用I
7.原子系と光の相互作用II
8.その他の誘電的性質
9.半導体の光学遷移
10.光の誘導放出とレーザ
11.電子・光デバイス
12.半導体超格子と量子井戸
13.超伝導・超伝導体の応用

教科書・参考書等

入門固体物性 -基礎からデバイスまで-(斉藤他著 共立出版株式会社)

関連科目・履修の条件等

量子材料物性第一,第二を受講していることが望ましい.

成績評価

初回の授業で相談の上決定する.

担当教員の一言

有機ELや有機トランジスタなどの発展しつつある分野に関連する仕事をするに当たっては,直接のデバイス作製・合成による新材料開発を問わずに,固体物理は考え方の基礎を与える重要なものになります.学科の他の授業とは出てくる用語も違い,最初は馴染みにくいところもあるかもしれませんが,是非受講してみて下さい.損はさせませんから.

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