I 読み方,演習,組成ー自由エネルギー曲線,相律,相平衡,析出
II 状態図は材料の設計図であり,開発の指針を示す地図である。本講義では,水などの1元系状態図(温度ー圧力状態図)から初め,2元・3元状態図の読み方を示し,また,状態図で重要な相律と,組成ー自由エネルギー曲線と状態図の関係を示す。また,安定状態図と準安定状態図や,状態図からの材料設計として第二相の析出などの組織と状態図の関係についても示す。以上は,演習も通じ,総合的に金属材料の状態図を学習する。
材料の設計図でもある状態図を読めるようになり、また,相律や組成-自由エネルギー曲線など状態図の物理的背景を理解し、さらに組織との関係について理解することをねらいとする。
講義では、各班単位とする演習を行っている。班内で議論し、また教え合い、理解を深めて欲しい。班は、講義中、3回変えるようにしている。
別紙記載.
オリエンテーション、2元系状態図の読み方、実用系状態図と組織、状態図のでき方、状態図の発展(3元系、その他の相変態)。全て演習を行う。
講義中の確認テスト2回、レポート3回、期末テスト1回。
参考書:
コットレルの金属学(上) アグネ社,
ミクロ組織の熱力学,講座 現代の金属学材料編2,日本金属学会
Binary Alloy Phase Diagrams, TMS, USA
特になし.強いて言えば,金属材料に興味があること.
講義中に行う演習(グループで解答・発表させる),レポート(グループで討論可),確認テスト2回(グループで討論可),期末テスト(個人)などによる.
講義中に演習/確認テストを行っており、全て出席すれば必ず状態図が読めるようになる。
金属工学では状態図を読めることは必須であるので、是非履修して欲しい。2014年よりグループ演習を導入しており、本年度は、演習だけでなく、レポートや確認テストもグループ(班)での話し合いで進めるようにしている.是非、議論に参加して、理解するようにしてほしい。
hosoda.h.aa@m.titech.ac.jp
質問の場合,講義前後以外にも,直接オフィスに来て質問しても可.
すずかけ台キャンパスR2棟916室(細田)
アポイントメントについては,メールで問い合わせすること.
講義では定規を持ってくること.方眼紙を持っているとなお良い.
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