- 担当教員
- 鞠谷 雄士
- 使用教室
- 水3-4(S222)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 5701
- シラバス更新日
- 2012年3月26日
- 講義資料更新日
- 2012年7月20日
- アクセス指標
-
- 学期
- 前期 / 推奨学期：3
講義概要
I 材料科学Aに引き続き，材料の基本的性質を理解するのに必要な構造・状態と物質の諸性質との関連について述べる。
II 1. 力学的性質 2.熱的性質
講義の目的
材料科学は、材料に現れる巨視的性質を内部構造などの微視的な視点を通じて解析し、その知識に基づいて新たな材料の開発や材料の最適な選択法を究明しようとする学問体系であり、材料を原子・分子のレベルから最終製品としての応用のレベルまで、幅広くかつ連続的な視点で捉えることを基本としている。本講義では材料科学的な考え方の基礎を培うことを目的として、金属・有機・無機材料の力学的性質を微視的及び巨視的な視点から概説する。。
講義計画
1.材料科学とは
2.材料の弾性の微視的取扱い－エネルギー弾性、エントロピー弾性、弾性率の異方性
3.材料の弾性の巨視的取扱い－引張弾性率、剪断弾性率、体積弾性率
4.材料の粘性の微視的取扱い－気体、液体の粘性
5.材料の粘性の巨視的取扱い－粘性流動
6.材料の粘弾性の微視的取扱い－擬弾性、熱弾性効果
7.材料の粘弾性の巨視的取扱い－マックスウェル模型、フォークト模型
8.材料の熱的性質－概論、比熱、熱膨張、熱伝導、潜熱と顕熱
9.さまざまな物質の熱的性質
10.熱伝導方程式
11.熱伝達、輻射
12.物質の熱的性質の利用
教科書・参考書等
材料科学への招待
関連科目・履修の条件等
履修条件：特になし
成績評価
授業出席、中間・期末試験
