6類特別講義第一 VI-3   Introduction to Construction and Planning Course I

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担当教員
中井 検裕  利穂 吉彦   
使用教室
金1-2(W351)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
4603
シラバス更新日
2010年7月15日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

I 土木・環境工学,建築学,社会工学の各分野に進む人々にそれぞれの分野の基本的な理念と考え方について修得させる。
II 建設物,都市施設の計画と建設,都市計画,社会問題の統計学など。
III 将来の専門分野における科学技術者倫理の重要性について講述する。

講義の目的

本講義は土木・環境工学、建築学、社会工学の各分野について、学問分野の紹介だけではなく、科学技術者倫理教育を含んだ形で,産業や社会との係わりを理解できるように計画されている。これにより学生が以後の専門分野の学習に主体的かつ意欲的に取り組むことが期待される。

各分野ごとのねらいは以下の通り。
土木・環境工学 : 大テーマを設定し、それについて複数の教員から様々な専門的立場からの問題提起を行った後、少人数の学生のグループごとに具体的なテーマを設定し、問題の発掘・調査・考察・発表・討議を行い、多様な能力向上を試みる。
建築学 : 建築学を構成する、歴史・意匠論、計画学、構造学、材料学、環境学のそれぞれについて概術し、建築学の全貌を概ね把握せしむる。
社会工学 : 社会工学の理論、方法、デザインを理解させるようにする。

講義計画

4週間を1単位として、土木・環境工学科、建築学科、社会工学科の3分野の講義を受け、すべての分野の概要を知り得るように計画されている。

土木・環境工学 : (1)大テーマに関連した話題提供
(2)班分けし、各班で調査課題を決める。
(3)調査内容について班内でディスカッションし、取りまとめる。
(4)レポート提出、調査結果の発表、全体討論
建築学 : 建築の世界1

社会工学 : (1)教育の経済学
(2)都市空間と供住環境のデザイン
(3)社会問題における統計と数理
科学技術者倫理: (1)科学技術者倫理の必要性
(2)工学分野におけるケーススタディ

教科書・参考書等

特になし

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

建築学科:課題100%(講義欠席は一回当たりマイナス10%),
社会工学科:レポート100%,
土木・環境工学科:グループ発表30%,グループレポート20%,出席25%,読後レポート25%)

60点以上を合格とする.

担当教員の一言

土木・環境工学 : 班ごとの自主的な活動による積極的な学習意欲が強く求められる講義です。講義に参加することがまず不可欠になりますので出席を重視します。(講義の最初に出欠をとります。)
建築学 : 特になし。
社会工学 : 社会工学の理論、方法、設計・デザインの考え方をわかりやすく提示します。

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